こんばんは、Midnight HELLOです。
今日は書評シリーズ第二弾として、自己啓発書的エンタメ小説として過去大ヒットした「夢をかなえるゾウ1」の感想を書きたいと思います。
「夢をかなえるゾウ1」 は水野敬也さんの著書です。
目次
感想まとめ
- 関西弁のゾウの神様ガネーシャと主人公のやり取りが面白い
- ガネーシャの課題(簡単なこともあれば難しいこともある)をクリアすることで人生を良い方向に変えるかも!?
- 課題をクリアしながら読み進めることで、結末には自分の成長を実感
本の概要
平凡なサラリーマンの主人公とコテコテな関西弁のゾウの神様が繰り広げる自己啓発書的エンタメ小説です。
本の最初に「本書の使い方」が書かれており、指示通りに本を読み進めることで人生を変えるきっかけになるかもしれません。
ガネーシャが主人公の僕に出す課題をクリアしていくことで本書を読み終える頃には自己成長を実感できると思います。
感想詳細
本書はエンターテイメント小説でありながら、古今の自己啓発書と偉人伝のエッセンスが詰め込まれています。
古くは万有引力で有名なアイザック・ニュートンから、最近ではアップルで有名なスティーブ・ジョブズまで、古今の偉人の多くがガネーシャの指導を受けた体で話が進みます。
特に僕の心に刺さった言葉が以下の言葉です。
「本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。具体的な、何かをな」
夢をかなえるゾウ1より
自己啓発書にありがちな『プラス思考』に変える的な事ではなく、実際の具体的行動を変えることで人生を変えるということを実感できる内容になっていると思います。
ガネーシャから主人公に出される課題は『最後の課題』含め、全部で29個です。
ちなみに何度か本書を読破した僕は、一応全ての課題をクリアしました。
とは言っても、辛うじてクリアの課題もありました。
個人的には『サービスとして夢を語る』課題、『人の成功をサポートする』課題、『応募する』課題の難易度が高いと思いました。
課題をクリアすれば自動的に成長できるかということについては、自分で考えてみる必要があると思います。
ただ課題をクリアするというよりは、課題を通して得られた気づきを自分にフィードバックし、そこから自己改善に取り組み、行動を変えることで人生を変えることにつながると思います。
そして、本書を読み終えた後は自分で課題を考え、解決するというサイクルを回すことで人生を良い方向に変える習慣を仕組み化できるのではないでしょうか。
なおご存知の方も多いとは思いますが、「夢をかなえるゾウ」はシリーズ化され、現在のところパート4まで続巻が出ています。
続巻のリンクも貼っておきますので、興味のある方はご確認ください。
また、今後時間があればパート2以降の感想も記事にしたいと思います。
それでは、素敵なMidnightを!