書評(読書感想)

幸福の実用書『精神科医が見つけた 3つの幸福』感想

こんばんは、Midnight HELLOです。

今日は精神科医樺沢紫苑さん著作、『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』の感想を書きたいと思います。

目次

感想まとめ

  • 幸福の土台作りをしたい人にオススメ
  • 幸福を目指したい人にオススメ
  • あらゆる問題を解決して幸せになりたい人にオススメ

著者紹介

樺沢紫苑

  • 精神科医、作家。
  • 1965年、札幌生まれ。
  • 「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。
  • 「アウトプット大全」がベストセラーとなる。
  • 他30冊以上の著書がある。

本の概要

朝起きてから寝るまでの実践的で明確な、幸せになるためのTO DOが書かれた幸福の実用書です。

第1章で幸福を定義し、第2章・第3章で樺沢さんが提唱する3つの幸福について説明されています。

そして第4章以降でそれぞれの幸福について、幸せになるためのTO DOが書かれています。

最終の第7章では、幸せになるための「お金」「遊び」「食」の習慣について言及されています。

感想詳細

本書の第1章で以下の記述があります。

『脳内物質の本を片っ端から読んでいくと、私たちの日常的な幸福感を構成する主たる幸福物質として、「ドーパミン」「セロトニン」「オキシトシン」の3つが特に注目されています。』

『精神科医が見つけた 3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法』より

上記のように本書では、「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の順番に幸福の定義がされ、各幸福物質毎に幸せになるためのTO DOが書かれている点が非常に画期的でこれまでの幸福に関する書籍にはなかった内容だと思います。

僕が本書を読む以前の考えでは、本書に書かれている「ドーパミン」的幸福(成功)=幸福という風に考えていました。

しかし本書を読むことで、幸福の土台には「セロトニン」的幸福と「オキシトシン」的幸福が前提として必要であることを学びました。

個人的には、最終的に「ドーパミン」的幸福(成功)を得たいと考えていますが、土台としての「セロトニン」的幸福(健康)と「オキシトシン」的幸福(つながり)を着実に求めていきたいと思います。

なお、本書に「セロトニン」的幸福(健康)を得るためのTO DOとして睡眠・運動・朝散歩が良いということが書かれていますが、睡眠・運動・朝散歩については同じ樺沢紫苑さん著作の『ブレインメンタル強化大全』という書籍に書かれているので、気になる人はそちらも読んでみて下さい。

それでは、素敵なMidnightを!