こんばんは、Midnight HELLOです。
今日は、ユダヤ人の叡智の結晶とも言える「タルムード」について、日本人に分かりやすく解説した本『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』の感想を書きます。
「タルムード」とは、ユダヤ民族の口伝律法とヘブライ学者の議論集をまとめた書物です。
約1500年前に今の形になったそうです。
目次
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』まとめ
- ユダヤ人の知恵から現代を生きる教訓が学べる
- 適正なリスクの取り方は、「ノーペイン・ノーゲイン」
- 子供の教育にも役立つタルムード
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』著者紹介
石角完爾
- 1947年京都府生まれ
- 京都大学在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格
- 大学を首席で卒業後、通商産業省を経て弁護士に
- ハーバード大学ロースクール修士号取得
- ペンシルバニア大学ロースクール証券法修士課程修了
- 1978年ハーバード大学法学校博士課程合格
- ニューヨークウォールストリートの法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、現在、東京の千代田国際経営法律事務所所長、代表弁護士
- 2007年難関のの試験を経て、ユダヤ教に改宗し、ユダヤ人となる
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』概要
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』は本人もユダヤ人となった著者「石角完爾」さんが、日本人に今この時を力強く生き抜いて欲しいという思いを込めて、タルムードについて解説した本です。
本書の中には、石角さんがユダヤ人の知人から伝え聞いた話も含まれています。
ユダヤ民族の歴史は苦難の連続とも言えますが、その中でも力強く生き抜いてきたからこそ含蓄があるのがタルムードです。
『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』感想詳細
僕は、『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』を読んで、書物から生き抜くための知恵を学ぶことの重要性を実感しました。
本書に載っているタルムードの中で特に印象に残ったのが、「あるラバイの最悪で最良の災難」です。
最悪の災難と思ったことが、自身の命を救うきっかけになって、最悪の事態を回避してくれたというお話です。
僕も過去に最悪だと思った瞬間がありますが、それはもしかすると最悪の事態から救ってくれたことかもしれないと思うと、悪いことも前向きに捉えることができると感じました。
なお、ユダヤ教に入るためには、相当厳しい戒律を守る必要があるとのことです。
皆さんも『ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集』を読んで、教訓を得てみてはいかがでしょうか。
それでは、素敵なMidnightを!