こんばんは、Midnight HELLOです。
今日は、人生の悩みに対して哲学者の考えを引用する方法でアプローチした『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』の感想を書きたいと思います。
様々な哲学者の話が出てくるため、哲学に興味がある人にもおすすめの本です。
目次
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』まとめ
- 古今東西の哲学者の考えがわかる
- 人生に悩むことがあった場合に読んでほしい本
- 哲学を知らない人にもおすすめ
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』著者紹介
小林昌平
- 1976年生まれ
- 慶應義塾大学法学部卒業
- 専攻は哲学・美学
- 著書『ウケる技術』は20万部のロングセラーとなり、東京大学でのワークショップの教材となる
- 大手企業の主任研究員として勤務する傍ら、学会招待講演、慶應義塾大学ゼミ講師も務める
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』概要
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』は、仕事・人間関係・恋愛・人生などについて有名な哲学者考え方を引用しながら、著者の小林昌平さんが悩みに対する答えを解説している本です。
人生に関する様々な悩みについて、ジャンルごとに解説しています。
各項目の最後に、悩みに対応した哲学者の著書も紹介しています。
『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』感想詳細
僕は、『その悩み、哲学者がすでに答えを出しています』を読んで、人間の悩みの根本部分は昔から共通していると感じました。
もちろん、1000年以上昔と現代では環境が違いますが、人間の思考についてはそう変わりがないと思います。
本を読む1番のメリットが、本から著作者の知恵を得ることが出来ることです。
本書から、生きる上で必要な知恵を得ることができると思います。
もちろん、有名な哲学者の考えだからと言って絶対ではありません。
自身の考えに合う哲学的な考えを取り入れるということで、良いと思います。
本書の中で特に印象に残ったのが、仏教の浄土真宗の開祖である親鸞の考えについて書かれたページです。
昔の偉いお坊さんは、厳しい修行に励むイメージでしたが、親鸞は様々な煩悩を捨てきれなかったようです。
つまり、煩悩を持つことをネガティブに捉える必要はないと言えると思います。
また本書は哲学に馴染みのない人にとっても、哲学者の考えを知るための入門書として読む本としておすすめします。
皆さんも、哲学を単に堅苦しい考えと思わず、生きる上での知恵として吸収してみてはいかがでしょうか。
それでは、素敵なMidnightを!